赤ちゃん連れでも楽しめる「0歳からの音楽劇チビゲキVol.3 三びきのやぎのがらがらどん」が7月27日、さいたま市浦和区にある浦和コミュニティセンター多目的ホール(浦和区東高砂町11)で開催される。
小さな子どもと一緒に気兼ねなく演劇を鑑賞できることを目的に始まり、3回目を迎える同公演。今回は人気の絵本「三匹のがらがらどん」を舞台化した。昨年「チビゲキ」を見た小学校3年生の子どもたちが大人の俳優に混じって一緒に舞台に立つというのも同公演の見どころ。
主催は劇団サードクォーター。さいたま市を拠点に演劇の上演、教育機関への表現指導、演劇を通して表現方法を学ぶワークショップを行う地元密着劇団。1990(平成2)年の創立以降開催している公演は40回を超え、総勢14人の劇団員が、現代劇や朗読劇、民話劇を中心に、「心を豊かにする上質な作品」を上演している。
同劇団を運営する聡美杏さんは「小さな子どもにも分かりやすく、大人にも楽しめる作品に仕上がっている。見どころは、段ボールでできた大きなトロル。どんな動きをするかは見てのお楽しみ。夏休みに子どもをどこかに連れていくのはなかなか大変だが、この公演では3歳以下には無料で託児ルームもあるので、親子連れで気軽に見に来てほしい」と話す
11時からと14時からの2回公演。全席自由。入場料は、大人(中学生以上)=1,000円、子ども=500円。チケット取り扱いは浦和コミュニティセンター窓口(TEL 048-887-6565)。