さいたま市緑区にある見沼田んぼで3月17日、「じゃがいもの植え付け体験」が行われる。主催はNPO「食育研究会MoguMogu(モグモグ)」
6月から始まる連続講座「もぐもぐファーム」の一環。「もぐもぐファーム」は身近にある農業を知って、生産者と消費者が交流し、地域の農業を支え合うきっかけづくりを目的に毎年開催している。野菜の収穫体験のほか、みそ作りやうどん作りも行う。
「家庭の食文化の再生」をテーマに食育活動を進めている同NPOの町田由美子さんは「フカフカの畑の土があるのはこの時期だけ。子どもはもちろん、大人も楽しんで土の上を裸足で歩いてみてほしい。過去の受講者からは、食卓での話題が増えて子どもが野菜に興味を持った、との声も聞いている。広い畑で土の感触と気持ちよい空気を体感して農業に興味をもっていただければ」と話す。
開催時間は10時~12時。定員は家族20組(希望者多数の場合抽選)。参加費はひと家族=1,800円。申込みは2月25日12時まで、ファクス(FAX 048-875-7509)とEメールで受け付ける。