さいたま市緑区中尾にあるショールーム「藤島建設フィットインプラザ」9月24日、カラフルな家の形を模した巨大オブジェが出現した。
「インスタ映えする場所」として、地域の人に来てもらえる空間を目指して作られた同オブジェ。制作をしたのはアーティストの寿の色さん。さいたま市出身の画家で、市内で個展やイベントでのライブペインティング、絵画教室などを行っている。2018年2月にはさいたま市中央区役所壁に大きな翼を描いた大型絵画作品を制作した
同社がオブジェの形を木材で作り、寿の色さんがペンキで3日間かけて着色した。窓の部分がくり抜いてあり、後ろから顔を出すことができる。
9月24日に同会場で行われたイベント「FujishimaハンドメイドMarket」の中で、参加した子どもたちが作った花を飾りつけ完成した。
イベントを企画した藤島建設お客様相談室の吉川柚子さんは「寿の色さんが描いた中央区役所の絵を見てお願いすることにした。アーティストが作品を作る過程はなかなか見ることがないが、広い敷地があるので通り際に見てもらうことができる。想像以上の作品を作ってもらえた。実際に足を運んでみてほしい」と話す。
寿の色さんは「打ち合わせでイメージはできていたが、実際にできてきた家は、板の厚みもあり、さすがに建設業者だけあり、想像以上の物。ぜひこの場に来て、リアルに見せるように追究して写真を撮ってみてほしい。空間を楽しんでもらえたら」と呼び掛ける。