さいたま市浦和区にある浦和コミュニティセンター多目的ホール(浦和区東高砂町11)で8月28日に世界のうなぎ博士・塚本勝巳さんの講演会「うなぎの今と未来」が開催される。
日本のうなぎは今、絶滅の危機に瀕していると言われている。そこで、うなぎの第一人者に話を聞き、今後も食べ続けるにはどうすればいいかを考えることを目的に開催される同イベント。講演を行う塚本勝巳さんは東京大学海洋研究所で40年にわたってうなぎの産卵場調査に携わってきた。日本大学教授・東京大学名誉教授・東アジア鰻学会会長。主催は「浦和のうなぎを育てる会」。浦和のうなぎを広め、食文化の継承や後継者の育成などの活動を展開、地域の活性化や観光振興に取り組んでいる。
同会会長の大森好晴さんは「浦和はうなぎの街であるが、実際にうなぎのことを知っている人は少ない。専門家である塚田さんにうなぎの今、現在から未来まで、うなぎの全てを話してもらうことで、少しでも認知を高めたい。是非参加して、うなぎとうなぎの街「浦和」のことを多くの人に知ってほしい」と話す。
時間は18時20分~19時50分。参加無料。定員は300人(先着順)。申込み、問い合わせは事務局(サンエコセンター内 048-628-4988)。