桜環境センター(さいたま市桜区新開4)で3月18日から、「さくらエコまつり」が行われる。
同センターは環境啓発施設として、エコや3R(リデュース・リユース・リサイクル)の普及啓発のためのセミナーなどを日頃から開催。その中で「一閑張り」「吊(つる)るし雛(びな)」「折り紙傘」「金継ぎ」などさまざまなエコ作品を参加者と作ってきた。
会場ではその歩みを紹介するほか、作品を展示。子ども向けのエコなゲームコーナーや、1年間の季節の折り紙を体験できるコーナーも設置する。会期中の同25日には屋外の多目的広場で家庭の不用品を販売する「リサイクルマーケット」も行われる。
スタッフの深町千穂子さんは「環境というと、難しいことと感じる人もいるが、私たちは誰でも参加できる簡単で身近なエコを紹介している。エコな作品や自然環境、3Rに関わる活動の展示を通して、私たちの行っていることを多くの人に知ってほしい」と話す。開催日前後には桜の開花も予測される「センターから見える鴨川堤桜通りの桜も、リサイクルマーケットを行う3月25日には見ごろになりそう。春を感じながらエコな催しを楽しみにきてほしい」と話す。
開館時間は9時~17時(最終日は15時まで、月曜休館)。観覧無料。リサイクルマーケットは3月25日10時~15時。