埼玉スタジアム第4グラウンド(さいたま市緑区)で「みんなのサッカー体験・交流会」が2月25日、開催される。
主催は、NPO法人浦和スポーツクラブと浦和美園SCC。両団体は地域の体育館でテニスやバレーボール、体操教室などを開いて、スポーツを介した街づくりを行っている。
同イベントでは、走らずにボールを蹴る「ウオーキングサッカー」やアイマスクを着用して音の出るボールを蹴る「ブラインドサッカー」の体験会を行う。さいたま市で活動するブラインドサッカーチーム「埼玉T.Wings」のメンバーがブラインドサッカーを教え、脳性まひ者サッカー(CPサッカー)クラブの「ASユナイテッド」との交流試合も行う。
同クラブスタッフの小野崎研郎さんは「ウオーキングサッカーはなじみがないと思うが、イングランドでは人気のスポーツ。歩きながらボールを蹴るので足腰の負担が少なく、高齢者やサッカーの未経験者でも気軽にできる。今回はサッカーの技術を磨くよりも、ボール1つで多くの人と交流し、純粋にサッカーを楽しんでほしいと企画した」と話す。会場の第4グラウンドは、人工芝で転んでも衝撃が少ない。
小野崎さんは「ボールを蹴りやすい靴なら何でもいいし、服装はジーンズでもいい。家族や友達、近所の人を誘って埼玉スタジアムに来ていただければ」と笑顔で呼び掛ける。
障がいの有無やサッカー経験を問わず、小学4年生以上が対象。開催時間は10時~13時(受け付けは9時30分~)。参加無料。申し込み不要。問い合わせは浦和スポーツクラブ(TEL 048-887-7140)まで。