さいたま市浦和区の浦和コミュニティセンター（さいたま市浦和区東高砂11）第15集会室で9月25日から、6回連続講座「不安のない一人暮らしのための終活」が始まる。主催はNPO法人ライフ・アンド・エンディングセンター、さいたま市。

浦和区で一人暮らしのための終活講座

　高齢者に「安心な暮らしに役立つ情報」を提供することを目的に開かれる同講座。初回は第一生命経済研究所主席研究員の小谷みどりさんを講師に迎え、「一人暮らしの不安が消える万全の備え『ひとり終活』のすすめ」をテーマに話を聞く。2回目以降は成年後見や管理型信託、単身者急増社会に見いだされる「希望」など、終活を考える上で必要な情報をテーマに行う。

　講座の後半では葬儀や埋葬も含めた死後の諸手続きなどについて、特に単身者が第三者に代行を依頼する「死後事務委任契約」について、司法書士・行政書士が解説を行う。

　同NPOは全ての人が福祉社会の下に安心して暮らせることを目指し活動している。理事長の須齋美智子さんは「各方面の専門家を招き、高齢者の日々の暮らしの中で有用な情報を提供して、安心な暮らしに役立てたい。死後はどうなるのかということが気掛かりな人も多く、その解消に役立つ死後事務委任契約についても取り上げる。興味のある方は気軽に参加してほしい」と話す。

　開催時間は全て13時30分～15時30分。定員は各回100人。参加費は各回1,000円。申し込みは同NPO（TEL 048-855-1238）まで。