与野本町にある元木材会社の倉庫「路地裏Garage Market(ガレージマーケット)」(さいたま市中央区鈴谷7)で8月6日、子ども向けイベント「ろじうらのなつやすみ」が開催された。
会場ではフードやドリンクや物販のほか、打楽器やパステル、凧(たこ)づくり、お絵描きなど、子どもが体験できるワークショップのブースが軒を連ねた。
凧づくりを行った「さいえんす ゆめ屋」は今回初出店。近隣に住んでいて、たまたま知り合ったのが今回出店のきっかけだった言う。お絵描きのコーナーでは、会場に貼られたビニールに子どもたちが自由に絵を描く。担当するのはアーティストの「寿の色」さん。絵の描かれたビニールはいずれ同建物内でカーテンとして使う予定だという。
毎週日曜に開催されている「路地裏Garage Market」は2014年11月に始まり、2017年7月で100回を迎えた。
スタッフの齋藤昇平さんは「今回の企画はお客さんや出店者から要望があり実現した。子ども向けということでいつもより参加者が多く、また出足が早い。TVゲームやスマホでは得られない、手で作るリアルな感覚を体験してもらえる出展者がそろっている。そういう経験をぜひ、子どもたちにしてもらえれば」と話す。
桜区から参加した男性は「久々に来たが、子どもが多くて驚いた。夏休みならではの楽しい感じが出ていて、とても良かった。子どもの声が心地いい」と目を細めていた。