浦和駅の旧中山道エリアの街中の飲食店や公共施設などの会場にアート作品を展示、さらにそれに合わせて複数のイベントを開催する「美術と街巡り・浦和」が3月15日から開催される。
同企画は「旧中山道文化資源再生プロジェクト」として、さいたま市の助成を受けて行われている事業。中心となる企画は街中に美術作品を展示する「どこかでお会いしましたね2017-地域を超えて」。本年度は39人の作家が「うらわ美術館」を中心に、ホテルや飲食店、商店や学校など16の会場で作品を展示する。
併せて、香川県のアーティストとの 交流プログラム、街歩きプログラム「ガイドツアー」、学校への美術講師派遣プログラム「ウレタン・スカルプチャー □(四角)からはじまるかたち」など5つのプログラムも行う。
実行委員メンバーの松永康さんは「さいたま市やその周辺にはたくさんの美術家が住んでいる。この展覧会は、彼らと地元にある商店などが協力して始まった。昔ながらの雑貨屋さんからおしゃれなカフェまで、いろいろなタイプの店があるので、マップを見ながら探検気分で回ってほしい」と参加者に呼び掛ける。