北浦和の埼玉県立近代美術館で4月7日、知育ワークショップ「ブロックデコレーション」が開催される。
同館で毎月開催している「アート体感ワークショップMOMASのとびら」の一環。今回は、「おもちゃカフェ 『ブロックはかせ.LABO(ドットラボ)』」(さいたま市浦和区常盤、TEL048-767-3354)の前原浩さんを講師に招く。
当日は、横5センチ縦3センチほどのマグネット付きプレートに、レゴブロックを組み合わせて作品を作る。使うブロックは約20種類。花や目などのパーツも用意する。好きな形に仕上げた作品は持ち帰ることができ、冷蔵庫やホワイトボードなどに貼って使える。
前原さんは「ブロックデコレーションは、遊びながら思考力や造形力、色彩感覚を育むことができる。見た目は簡単そうだが、頭で考えたものを形にするのは難しい。経営するカフェでも同じようなワークショップを行っているが、曲線を作るのに頭を使う。大人はイニシャルで子どもは顔を作る人が多い。何度も作り直しながら、集中して仕上げている」と話す。
前原さんはこれまで、ブロックの楽しさを広めるために「ブロック博士」として幼稚園やイベント会場を巡ってワークショップを行い、メディアにも出演するなどの活動を展開している。最近では、フィギュアスケートの羽生結弦選手をモチーフにしたレゴブロック作品がSNSで話題を呼んだ。
前原さんは「知育ワークショップとしてブロックに親しみ、実用品としても使ってほしいと企画した。美術館という落ち着いた空間の中、親子で楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時30分~11時30分。参加費は1人1,000円。対象年齢は4歳以上。