リリース発行企業:株式会社エス・エム・エス
株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:高畑正樹、東証プライム、以下「当社」)は、葬儀社紹介「安心葬儀」(URL:https://ansinsougi.jp/)を提供しており、この度、60歳以上の親を持つ男女1,033人に、「親の終活に関する意識調査」を実施しました。年末年始の帰省シーズンを経て、家族と将来について考える機会が増えるこの時期に合わせ、調査内容を公開します。

【主な調査結果】
1.親とのコミュニケーション頻度は前回と比較し、同居している場合は変化が少なく、別居の場合は2.7%減少
同居している場合も、2023年と比較すると減少傾向が見られた。
2.終活について親と「すでに十分に話せている」人の割合が0.5%増
4年連続増という結果となった。「話したことはないが、話したいと思っている」人の割合も前回比で増加した。
3.終活について話し合わない理由は過去3年と同様に「切り出しにくい、話しにくい(41.0%)」が最多
前回比では「切り出しにくい、話しにくい」、「話す機会・時間がない」の割合が増加した。
4.終活について親と話をするきっかけは「ニュースやメディアで終活のことを見聞きしたから(35.3%)」が最多
前回調査時の同項目は30.1%であり、5%以上増加した。ニュースやメディアでの露出増などが原因と考えられる。
5.親と生前に話をしておきたいことは「葬儀(35.1%)」が最多
前回調査では「介護の希望」が最多であり、1位と2位が逆転する結果となった。また、「介護の希望」「延命治療」は前回比で3%以上減少した。
6.最低限親にやっておいてほしい終活は1位「相続財産/借金/保険(27.4%)」、2位「葬儀(25.7%)」、3位「特にない(25.6%)」
お金周りの情報をまとめてほしいという希望や、葬儀の希望について伝えてほしいという要望がある一方で、特に何もしなくてもよいという意見も多く見受けられた。
7.親が既に済ませている終活は「墓、納骨先の手配(19.4%)」が最多
墓や納骨先については代々受け継いでいるものもあることが想定される。これから行う予定の終活は「身辺整理(22.1%)」が最多であり、遺品等の整理から着手していく人が多いことが示唆された。
8.葬儀を検討する際の情報収集は「インターネット(25.1%)」、「家族・親族からの情報(25.1%)」が同率
病院や介護施設など、終末期に関わる施設からの情報収集は6.7%となり、自身や家族で調べていることが予想される。
9.喪主経験者が葬儀社を選ぶ際の最重要ポイントは「金額(31.3%)」が最多
次いで、「距離(28.3%)」、「金額の明瞭さ(25.8%)」が上位となった。「知名度」や「過去に葬儀をお願いしたことのある葬儀社」「口コミ」を上回る結果となり、評判や経験ではなく、金銭や距離などの現実的な内容で選択していることがわかった。
10.喪主が葬儀について事前にもっと知りたかった情報は「葬儀費用の相場(25.8%)」が最多
費用以外の面では「火葬場の情報」や「安置場所の情報」などが上位となっており、インターネットで比較的手に入りづらい「場所」についての情報が求められていることが考えられる。
11.自身の終活について済んでいることは最多回答の「墓、納骨先の手配」でも10.2%にとどまる
親の終活の情報と比較すると、「墓、納骨先の手配」の回答率が低く、代々受け継いでいる墓や納骨先を選択しない人もいることが考えられる。また、これからやる予定の終活については、上位5項目全てが親の終活よりも上回る結果となった。
【終活に関するエピソードコメント】
・こちらから聞くまでもなく、親の方から終活について話してくれたので、話しやすかった。(60代女性)
・父親が体調を崩して、入院した際に、もしものことがあった場合、知人への連絡先・相続関連の書類の保管場所の連絡を受けました(50代男性)
・離れて暮らしているのですぐに行けないし、どこに何があるかくらいは把握しておきたい。(40代女性)
・父が亡くなった後に母から、相続、延命治療、介護施設等について考えていること、対処したことなどを告げられた。(60代女性)
・父親が亡くなって、母親と終活について話し合えた。(50代男性)
・母親の友人がお葬式用の写真をプロの人に撮ってもらったらしく、自分もいずれ撮ってみたいと言ったのをきっかけに葬儀の希望などを聞いた。(40代女性)
・自分に子どもがいないので、自分の終活も念頭においた行動をとりたい。(40代男性)
・一人っ子なので親の面倒や相続は自分が関わるものだと言われていたが、自分に子供が出来てからは子供の代にまで影響があると思い、親が元気なうちに話し合って決めている。(60代女性)
【総括】
調査の結果、親との日常的な会話の頻度はやや減少傾向が見られました。親と別居している人が「毎日」ないし「週に数回」会話をしている人の割合が2.7%減少しています。親との終活の会話状況については「すでに十分に話せている」と回答した人が4年連続増という結果となりました。
十分に話をしている人が増えている一方で、終活について話し合わない理由は過去3年と同様に「切り出しにくい、話しにくい」が最多となりました。「何を話すべきかわからない」という項目については前回比で減少しており、また、終活について親と話をするきっかけとして「ニュースやメディアで終活のことを見聞きしたから」が5%以上増加していることなどからも終活についての情報を取得しやすい環境がより整っているということが考えられます。終活に関する情報の取得はしやすいものの、日常的な会話の頻度が減少しており、終活について会話をしやすい人とそうでない人の二極化が進んでいることも示唆されました。
アンケート回答者からは、「親のほうから終活について話をしてくれた」というコメントや、「父が亡くなったことをきっかけに母と終活について話をした」「母の友人の終活をきっかけに、母の終活について話を聞いた」といった、終活意識の高まりや、身近な人をきっかけとした終活など、終活を前向きに進めている様子も見て取れました。
親と生前に話しておきたいことについては前回調査では「介護の希望」が最多でしたが、今回は「葬儀」が最多となりました。最低限親にやっておいてほしい終活については「相続財産/借金/保険」が最多となり、次点が「葬儀」となっています。物価高の影響か、葬儀関連を含んだ金銭的な不安が強まっていることなどが予想されます。また、経年の変化では親に「葬儀」や「納骨・お墓」についての意向を聞いておきたい人が年々増加傾向にあることから、近年の「樹木葬」「散骨」をはじめとした葬儀やお墓の多様化を背景に、親の希望を確認したいというニーズも高まっていることも予想されます。
親が既に済ませている終活は、「墓、納骨先の手配」が最多でした。墓や納骨先については代々受け継いでいるものがあるため、済んでいると判断していることが予想されます。これから行う予定については「身辺整理」が最多となりました。金銭的なことや葬儀のことなどよりもやや話しやすい内容であると考えられるため、前向きにできることから始めていくといった様子が垣間見えます。
喪主経験者を対象にした調査では、葬儀を検討する際の情報収集は「インターネット」「家族・親族からの情報」が同率1位となりました。また、「チラシ」の順位も高く、「病院、介護施設などの紹介」や「友人からの情報」を上回る結果となっており、葬儀に関する情報は家族以外には相談しがたい様子が確認できました。葬儀社を選ぶ際の重要なポイントは「金額」「距離」「金額の明瞭さ」が上位となり、「知名度」や「過去にお願いしたことのある葬儀社」、「口コミ」を上回りました。喪主経験者と喪主未経験者で比較したところ、喪主経験者は、喪主未経験者に比べ、葬儀前後の打ち合わせや準備で、葬儀社や斎場に足を運ぶことの負担を考慮して、距離をより重視する傾向にあることがわかりました。近年は喪主も高齢化しているため、打ち合わせにかける労力など、体力的な問題などが表出していることも垣間見えます。喪主が葬儀について事前に知りたかった情報は「葬儀費用の相場」が最多となりました。これらの結果から、本人とは金銭的な内容は話せず、家族以外にも相談しづらい話題であり、結果として葬儀を執り行う際に金銭的な情報の不足を感じつつ、葬儀社選びをしている、という喪主の姿が想像されます。
また、親の終活を考える世代は自身も高齢であることから、自身の終活についても調査を行いました。調査の結果、これからやる予定の終活については上位5項目全てが、親の終活よりも上回りました。親の終活を意識することで、自身の終活への関心も高まっていることが示唆されました。
【調査概要】
・実施期間:2025年10月27日(月)~2025年10月29日(水)
・調査対象:60歳以上の親を持つ男女
・回答総数:1,033名
・調査方法:Webを使用したアンケート
- 調査の詳細に関しては別途資料がありますので、お問い合わせください。
- 各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合があります。
【調査結果詳細】
1.親とのコミュニケーション頻度は前回と比較し、同居している場合は変化が少なく、別居の場合は2.7%減少
Q.(親と同居している人への質問)あなたの親と会話をする頻度はどれくらいですか?(n=334)(「毎日/週に数回/月に数回/半年に数回/1年に数回/数年に1回/ほぼ話していない/全く話していない」という8つの回答項目のうち、「毎日」「週に数回」と回答した人の割合をグラフで表示」)
同居している場合も、2023年と比較すると減少傾向が見られた。

Q.(親と別居している人への質問)ここ2年間で、あなたの親と直接会ったり、電話・メール・LINEやチャットなどで連絡をとる頻度はどれくらいですか?(n=699)(「毎日/週に数回/月に数回/半年に数回/1年に数回/数年に1回/ほぼ話していない/全く話していない」という8つの回答項目のうち、「毎日」「週に数回」と回答した人の割合をグラフで表示」)

2.終活について親と「すでに十分に話せている」人の割合が0.5%増
Q.親の「終活」についての会話状況で、あなたに当てはまるものはどれですか?(n=1,033)
4年連続増という結果となった。「話したことはないが、話したいと思っている」人の割合も前回比で増加した。

3.終活について話し合わない理由は過去3年と同様に「切り出しにくい、話しにくい(41.0%)」が最多
Q.(親と終活について話したことがない人・十分に話せていないが、今後話す必要はないと思うと回答した人への調査)「終活」について、あなたの親と話し合っていない・話し合わない理由を教えてください。(複数選択可)(n=697)
前回比では「切り出しにくい、話しにくい」、「話す機会・時間がない」の割合が増加した。

4.終活について親と話をするきっかけは「ニュースやメディアで終活のことを見聞きしたから(35.3%)」が最多
Q.(親と終活について話したことがある人・話したことはないが話したいと思っていると回答した人への調査)親の「終活」についてあなたの親と話そうと思ったきっかけはなんですか?(複数選択可)(n=736)
前回調査時の同項目は30.1%であり、5%以上増加した。ニュースやメディアでの露出増などが原因と考えられる。

5.親と生前に話をしておきたいことは「葬儀(35.1%)」が最多
Q. あなたの親と生前に話しておきたい事を全てお選びください。(複数選択可)(n=1,033)
前回調査では「介護の希望」が最多であり、1位と2位が逆転する結果となった。また、「介護の希望」「延命治療」は前回比で3%以上減少した。

6.最低限親にやっておいてほしい終活は1位「相続財産/借金/保険(27.4%)」、2位「葬儀(25.7%)」、3位「特にない(25.6%)」
Q. 親に最低限やっておいてほしい終活はどれですか?(複数選択可)(n=1,033)
お金周りの情報をまとめてほしいという希望や、葬儀の希望について伝えてほしいという要望がある一方で、特に何もしなくてもよいという意見も多く見受けられた。

経年の変化では親に「葬儀」や「納骨・お墓」についての意向を聞いておきたい人が年々増加傾向となった。

7.親が既に済ませている終活は「墓、納骨先の手配(19.4%)」が最多
Q.親の終活の進捗状況を教えてください。(n=1,033)
墓や納骨先については代々受け継いでいるものもあることが想定される。これから行う予定の終活は「身辺整理(22.1%)」が最多であり、遺品等の整理から着手していく人が多いことが示唆された。

8.葬儀を検討する際の情報収集は「インターネット(25.1%)」、「家族・親族からの情報(25.1%)」が同率
Q.(喪主を経験したことがあると回答した人への調査)葬儀を検討する際に最初に調べた媒体はどれですか?※複数回葬儀経験がある方は、一番最近の葬儀に関してお答えください。(n=223)
病院や介護施設など、終末期に関わる施設からの情報収集は6.7%となり、自身や家族で調べていることが予想される。

9.喪主経験者が葬儀社を選ぶ際の最重要ポイントは「金額(31.3%)」が最多
Q.葬儀社を選ぶ際に重視したポイントを選んでください。(複数選択可)(n=1,033)
次いで、「距離(28.3%)」、「金額の明瞭さ(25.8%)」が上位となった。「知名度」や「過去に葬儀をお願いしたことのある葬儀社」「口コミ」を上回る結果となり、評判や経験ではなく、金銭や距離などの現実的な内容で選択していることがわかった。
また、喪主未経験者は「金額」「金額の明瞭さ」「距離」の順で重視し、喪主経験者は「金額」「距離」「金額の明瞭さ」の順であり、「距離」が「金額の明瞭さ」を逆転しているため、喪主経験者は未経験者よりも距離を重視していることがわかった。

10.喪主が葬儀について事前にもっと知りたかった情報は「葬儀費用の相場(25.8%)」が最多
Q.(喪主を経験したことがあると回答した人への調査)葬儀について事前にもう少し調べておきたかったことは何ですか?(複数選択可)(n=223)
費用以外の面では「火葬場の情報」や「安置場所の情報」などが上位となっており、インターネットで比較的手に入りづらい「場所」についての情報が求められていることが考えられる。

11.自身の終活について済んでいることは最多回答の「墓、納骨先の手配」でも10.2%にとどまる
Q.自身の終活の進捗状況を教えてください。(n=1,033)
親の終活の情報と比較すると、「墓、納骨先の手配」の回答率が低く、代々受け継いでいる墓や納骨先を選択しない人もいることが考えられる。また、これからやる予定の終活については、上位5項目全てが親の終活よりも上回る結果となった。

【調査結果の詳細について】
本プレスリリースでは回答の多かった上位5項目を抜粋して掲載している調査項目があります。6位以下の全ランキング結果など、より詳細な調査結果は、葬儀社紹介「安心葬儀」のサイト内で公開しております。
URL:https://ansinsougi.jp/p-376
本調査の内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元の記載(記載例:葬儀社紹介サービス「安心葬儀」による調査)
・安心葬儀の調査内容(URL: https://ansinsougi.jp/p-376)へのリンク設置
【過去の安心葬儀の親の終活に関する調査はこちら】
・2024年12月12日公開
https://www.bm-sms.co.jp/news-press/prs_20241212_ansinsougi_research/
・2024年2月2日公開
https://www.bm-sms.co.jp/news-press/prs_20240202_ansinsougi_research/
・2022年3月22日公開
https://www.bm-sms.co.jp/news-press/prs_20220322_ansinsougi_research/
【「安心葬儀」について】
葬儀のスタイル、予算、宗派など、希望条件に合う葬儀社を紹介しています。葬儀の基礎知識、独自収集の調査データといったコンテンツも提供しています。
URL:https://ansinsougi.jp/
【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 高畑正樹
会社設立:2003年4月
資本金:25億5,172万円(2025年3月31日現在)
従業員数:連結4,528人、単体3,049人(2025年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:https://www.bm-sms.co.jp/