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武蔵浦和に猫が目印のクラフトビール専門店 

店主の浅香実津夫さん

店主の浅香実津夫さん

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 クラフトビールのタップルームとセレクトショップ「Creative ArTwork BREWing(C.AT.BREW=シーエーティーブリュー)」(さいたま市南区別所7)がJR武蔵浦和駅から徒歩2分の場所にオープンして、8月17日で3カ月がたった。

猫のイラストが目印の店舗外観

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 店主の浅香実津夫さんは20年以上前からクラフトビールに魅了され、温泉とクラフトビールを求めて全国を巡ってきた。応援していたブルワリーがコロナ禍で経営難に陥った際に出資した経験をきっかけに、自分でも何かやりたいと考え、クラフトビールを提供するタップルームとセレクトショップを開いた。店では、これまで訪れた100カ所以上のブルワリーの中から、味に加えて「応援したい」と思ったブルワリーのビールを提供している。

 店舗面積は15坪。カウンターとスタンディングのテーブル4席を備える。浅香さんは「埼京線で赤羽から大宮の間にクラフトビールを提供する店が少なく、その周辺で1年かけて物件を探し、自宅から近いこの場所を見つけた」と出店経緯を話す。当初は缶の販売も予定していたが、冷蔵庫の不具合で現在はタップルームのみ営業。将来的には、店外から見えるガラス冷蔵庫に約200種類のクラフトビール缶を並べて販売することを目標にしている。

 ビールは2サイズで、300ミリリットル=770円~、420ミリリットル=1,100円~。常時8タップを備え、人気の銘柄は約2週間、それ以外は3週間~1カ月で入れ替える。フードの持ち込み可。同店の看板やオリジナルビール「ヘイジーアートワーク」の猫のイラストは浅香さんがデザインし、Tシャツやトートバッグ(以上4,400円)やグラス(3,300円)も販売している。

 毎月17日はC.AT.17(シーエーティーセブンティーン)と称し、「何らかの」イベントを行う予定。平日は割引券配布など、土曜・日曜にはアーティストを招くことも検討している。今月17日にはオリジナル第2弾となるヘイジーIPA「ヘイジーアートワーク2.0」の提供を始めた。缶は880円で販売する。第3弾は8月末、第4弾は黒猫ラベルの黒ビールを予定している。

 4、5回ほど来店している男性客は「待ち合わせ前に寄ることもある。一見入りづらいが、店主がよく話してくれるので安心して来られる」と話す。浅香さんは「武蔵浦和でクラフトビールを楽しむ文化を作り、長く続けていけたら。まだ来たことがない方にも、ぜひ気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。

 営業時間は17時~23時(土曜・日曜は15時~)。月曜・水曜定休。

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