
ハンバーガー専門店「BOUNTY DINER & CAFE(バウンティ ダイナー アンド カフェ)」(さいたま市南区沼影1、TEL 048-400-2988)が、8月24日で1周年を迎える。
豪州産牛肉100%の手作りパティに独自調合のスパイスを加えた本格派ハンバーガーを提供する同店。店主の清水順柄(じゅんぺい)さんは、2015(平成27)年にオーストラリア留学中に出合ったハンバーガーの味に衝撃を受け、「自分も本物の味を届けたい」と決意。帰国後は自動車関連業を経て2020年に今の会社を創業し、キッチンカーで事業を始め、浦和や朝霞市などでファンを増やしていった。2023年には、大手不動産会社から「武蔵浦和に人が集う場を作りたい」との声がかかり、念願の実店舗を2023年8月にオープンした。
メニューは豪州産のもも肉を使い、赤身と脂のバランスを7対3に仕上げたパティに、オリジナルスパイスで味付けしたという「チーズバーガー」(1,750円)や「ワッフルバーガー」(2,250円)などを提供する。何度も試作を重ねたバンズや、野菜は国産で埼玉県産を中心としたものを使う。テラス席を設け、新幹線や電車を眺めながら食事が楽しめるため、子ども連れのファミリー層も多く来店するという。
もう一つの特徴は、専任パティシエ・倉元瑛海さんが作るスイーツ。結婚式場などで経験を積んだ倉元さんが店舗オープンからスタッフとして入り、アメリカンワッフルやバスクチーズケーキなどを店内で毎日焼いている。午後の時間帯は、倉元さんのスイーツを目当てに来店する地域住民も多いという。
1周年を記念し、8月20~24日まで、特別イベントを行う。記念グッズの販売のほか、予約者限定でケーキを進呈したり、音楽ライブや特別メニューの提供を企画したりしている。オープン記念日の24日、倉元さん特製の大きなバースデーケーキで来場者と共に開店1周年を祝う。
清水さんは「本物のハンバーガーを、地元・武蔵浦和で。仕事帰りに気軽に一杯とバーガーを楽しむ文化を、この地にも根付かせたい」と意気込む。
営業時間は11時~21時30分。