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浦和の小学校で恒例の特別授業「親子体験ひろば」

中央区で「キララのビーズ教室」を運営する渋谷理香さんと子どもたち

中央区で「キララのビーズ教室」を運営する渋谷理香さんと子どもたち

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 さいたま市立中島小学校(さいたま市桜区)で1月23日、特別授業として「親子体験ひろば」が行われた。

米粒よりも小さなビーズと格闘する参加者

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 年に一度行うこの授業ではPTAが中心となり「楽しく役に立つ教室」として普段の学校の授業とは全く異なる内容を学んだり体験したりすることができる。

 今年は、いらなくなったCDやDVDのディスクを再利用しコマを作る「模様が変わる不思議コマ作り」、身の回りの植物や生き物の姿を観察する「顕微鏡を使ってミクロの世界を体験」、昨年も好評で今年で2回目となる、ガラスビーズでペンダントチェーンを作る「ビーズ・チェーン作り」、コルクの板に絵の具でペイントし世界で一つだけのプレートを作る「コルクボードにオリジナルペイント」の4つの授業が行われた。

 「顕微鏡を使ってミクロの世界を体験」には鵜飼校長が白衣をまとい教壇に立った。参加者が発見した微生物に共に一喜一憂しつつ丁寧に解説、参加した親子はとても貴重な体験ができたと話していた。

 「ビーズ・チェーン作り」は特に女児を中心に人気が高く、事前の募集では最初に定員に達したという。さいたま市中央区の「キララのビーズ教室」代表の渋谷理香さんを講師に迎え、終始和やかなムードの中行われた。低学年児童には少し難しくも思える工程も、渋谷さんの指導の下、米粒よりはるかに小さなビーズを細い糸に一つ一つ通し、ゆっくりながら着実に手を進めおよそ1時間半で作品が完成。参加者は自分の手で作った作品を身に着け友達同士で見せ合いながら満足した面持ちで会場を後にした。会場では作成キットを購入する親子の列もできた。

 先年に続き参加した児童は「昨年参加してとても楽しかったので今年も迷わず申し込んだ。とてもかわいい作品が自分で作れるのでうれしい。大切にする」と話し、3年生女児と参加した父親は「手伝いながら一緒に作っていくつもりだったが、3年生ぐらいになると全く手伝うこと無く一人でどんどん作っていく。子どもの成長ぶりには驚くばかり」と感想を語った。

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