夏のイベント「夏思(なつおも) LEDランタンバルーンでレッズランドの夜空をみんなで輝かせよう!」が8月18日、浦和レッズが運営するスポーツ総合施設レッズランド(さいたま市桜区下大久保)で開催され、約500人が参加した。
同施設では季節ごとに地域向けのイベントを開いており、「夏思」は毎夏開いている恒例企画。昨年初めて夏思のプログラムの一つとしてLEDランタンバルーンを使ったところ反響があったため、今年もバルーンショップ「アロハス」(緑区)協力の下、参加枠を増やして開いた。
日没後、参加者たちはランタンに自由に絵や文字を描き、糸に付け、250個を一斉に空に浮かべた。LEDランタンバルーンはスイッチを操作して7色の色に変えることができ、夜空に色とりどりのランタンが浮かび上がると、歓声上がった。糸を付けたことでランタンは回収が可能で、思い出の品として持ち帰ることができ、再利用もできるという環境に配慮したもの。
家族4人で参加した桜区在住の30代男性は「親子でランタンバルーンを飛ばす遊びに、時間を忘れて夢中になっていた。夏休みの楽しい思い出ができた」、南区在住の小学4年の男児は「ランタンバルーンを初めて飛ばした。とてもきれいで感動した。また遊びに来たい」と、それぞれ話していた。
イベント総合統括の小尾優也さんは「日頃から『スポーツで地域との結びつき』をテーマに活動している。今回のイベントではレッズランドに初めて来場する方も非常に多く、たくさんの方に参加してもらえた。子どもたちが好奇心旺盛で、全力でイベントを楽しんでいる姿を見ることができ、うれしかった。自分たちの活動の大きな力になる」と振り返る。