「ブロックはかせ」として知られる前原浩さんが主催するイベント「さいたまブロックパーティ2024」が7月28日、浦和コミュニティセンター(さいたま市浦和区東高砂町)で開催された。
前原さんが主宰するブロック教室の生徒たちの作品展示の場として、2013(平成25)年に始まった同イベントは今回で3回目。
展示作品は、細部まで表現された建築物や乗り物、動物、キャラクターなど多岐にわたり、大型の作品や動く仕掛けを取り入れた作品も来場者の関心を集めた。制作者である子どもたちは、熱心に作品の説明を行った。
前原さんのブロック仲間による作品展示もあり、多様なテーマに基づくブロック作品が並んだ。精巧な建築物やキャラクターは、その完成度の高さに来場者たちの感嘆の声を誘った。
イベントでは、前原さんが指導するワークショップも開催。参加者はブロック作りの基本から応用までを学び、子どもたちだけでなく大人も楽しんだ。
自由に参加できるブロックの遊び場も設け、小さな子どもから大人までが遊んだ。スタッフがサポートを行い、初めてブロックに触れる人も楽しんでいた。
前原さんは「ブロックはトライ&エラーがしやすく、創造力を育む素晴らしいツール。多くの人に楽しんでもらえよかった。今後も定期的に開いていきたい」と話す。
浦和区から3歳の男児と参加した保護者は「ブロックの楽しさを体験し、想像力を発揮する良い機会。夏休みの楽しい思い出になった。機会があれば、また参加したい」と話していた。