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浦和美園に「ヨロ研カフェ」2号店 地元産ヨーロッパ野菜のサラダバーも

サラダバーに並ぶヨーロッパ野菜

サラダバーに並ぶヨーロッパ野菜

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 さいたまヨーロッパ野菜研究会(以下、ヨロ研)のアンテナショップ「ヨロ研カフェ美園」(さいたま市岩槻区美園東2)が7月2日、埼玉トヨペット浦和美園支店の敷地内にオープンした。

窯焼きピッツァのマルゲリータ

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 店主の北康信さんは、さいたま市内でヨーロッパ野菜の地産地消を勧めるヨロ研の会長。同店はこれまでイタリアンレストラン「ジャルディーノ」として営業してきたが、岩槻で営業する同研究会のアンテナショップ「ヨロ研カフェ」の2号店としてリニューアルオープンした。

ランチメニュー(1,980円~)は窯焼きピッツァとパスタがメインで、全てのランチメニューに、ヨロ研が栽培する野菜のサラダバーが付く。この日は「カリーノケール」「スティッキオ」などの葉野菜に「ズッキーニ」「フィレンツェなす」などの果菜類、「ゴルゴ」「カラフルニンジン」などの根菜類など約20種のヨーロッパ野菜が並んだ。ドレッシングもあるが、「6種のビネガーにオリーブオイル、塩などで自由に味付けするのがイタリアらしい食べ方」という。

 岩槻区でヨーロッパ野菜を栽培する農家、森田剛史さんは「浦和美園エリアは大型スーパーにヨロ研野菜の特設コーナーがあり、地元小中学校の給食にもヨーロッパ野菜が登場する。サラダバーなどでヨーロッパ野菜を味わってもらえる機会が増えるのはうれしい」と話す。

 山梨県から訪れたという女性は「サラダバーは野菜の味が生かされていて非常においしく、何度もお代わりした。ピッツァも小麦の風味が素晴らしく驚かされた」と話していた。

 総料理長の新妻直也さんは「以前から『浦和美園エリアにヨロ研カフェの支店を出してほしい』というリクエストが多かった。リニューアル後、特に宣伝をせずSNSのみの告知だったが、早速たくさんのお客さまに来ていただき驚いている。今後も、さいたまヨーロッパ野菜の食べ方や味を伝えていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~15時(土曜・日曜・祝日は、11時~15時、17時~21時)。火曜定休。

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