第1回「与野よいよい盆踊り」が7月15日、長竹材木店(さいたま市中央区新中里3)で開催される。主催はアーティストユニット「よいよいブギー」
移動式モバイルやぐらを囲んで盆踊り(画像提供=よいよいブギー)
コンパクトに移動して設置できる「移動式モバイル櫓(やぐら)」を囲み、輪になって盆踊りを踊るイベント。「よいよいブギー」の斉藤昇平さんは、さいたま市で農業を営みながら、絵描きの香奈子さんと夫婦で「和の文化・暮らし」を楽しむ創作活動に取り組み地域を盛り上げている。
香奈子さんはアーティスト「寿の色(じゅのしき)」として、さいたま市国際芸術祭のプロジェクトでさいたま市中央区役所の壁面アートも手がけた。盆踊りも「アート活動」と捉え、これまで2人で消防署、浦和駅前のオーガニックシティフェスなど、さまざまな会場を舞台に地域の盆踊りを広めたいと音頭を取ってきた。地元では木崎囃子(はやし)会や上落合盆踊保存会に加入し、はやしや盆踊りの活動にも参加している。
今年踊る演目は「さいさい盆踊り」「与野ふるさと音頭」「大宮音頭」「浦和おどり」「岩槻市民音頭」「秩父音頭」「ドラえもん音頭」「盆ジョヴィ」など、新旧の盆踊りを一度に楽しめる内容となっている。
斉藤さんは「踊り方を説明しながら踊るので、踊ったことのない初心者の方も楽しめる。各地域の盆踊りを一緒に踊るので、楽しみに来てもらえたら。見るだけでも歓迎」と話す。会場には「FoodTruck Tsukumi」(ホットドッグほか)、「旅商人珈琲(コーヒー)」(コーヒーほか)がキッチンカーで出店する。
開催時間は17時~19時。入場無料。雨天中止。駐車場の用意はない。