浦和駅東口駅前コムナーレ(さいたま市浦和区東高砂11)9階のさいたま市市民活動サポートセンターのラウンジで現在、「居心地のいい、縁づくりの場」PR展が開催されている。
市内の「コミュニティーサロン」「コミュニティーカフェ」が出展
同センターはさいたま市内でNPOやボランティア団体、自治会などの市民活動を行っている団体や、これから地域で活動を始めたいと思っている市民を応援するため、2007年に設置された。
同展は市内各地のコミュニティーサロンやコミュニティーカフェによるPR展として、多様な「地域の居場所」の魅力と運営者の思いを紹介することを目的に開催。「地域の居場所」とは、「自分らしく生き生きと過ごせる場」「心和む交流と支え合いの場」を意味しているという。
出展しているのは、「あそび舎“てんきりん”」、カフェギャラリー「南風・蔵の家」、カフェ「土瑠茶(ドルチェ)」、ギャラリーカフェ 「てらこや新都心」、ケアラーズカフェ「だん・だん」、コミュニティーカフェ「おひさま、鹿手袋シカテカフェ」、「築山の家 -知縁×地縁-」、ヘルシーカフェ「のら」、おうちカフェ 「タマコチ」、「まちライブラリー@ゆずり葉」、「みぬまハウス」の12団体。
外国出身の人も集まる多文化学び合いのスペースや、介護している人が一休みできるケアラーズカフェ、地域食材を使った食事を提供するコミュニティーレストラン、本を持ち寄り縁をつむいでいく「まちライブラリー」など、「地域の居場所」の特徴はさまざまだ。
同展担当の数井美由紀さんは「『地域の居場所』としてどんなものがあるか、市内の情報をまとめて見ることができるチャンス。それぞれに魅力的だが、まとめて見ると『地域の居場所』に必要な共通点が感じられると思う。来館した方がコメントを書き込める情報交換パネルも設置した。お気に入りの『居場所』を見つけに、お立ち寄りいただければ」と語る。
開催時間は9時~21時30分。入場無料。12月27日まで。