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さいたま市が「SDGs企業認証式」 市内企業の持続可能な成長を後押し

「令和4年度第2回さいたま市SDGs企業認証式」の集合写真

「令和4年度第2回さいたま市SDGs企業認証式」の集合写真

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 さいたま市が主催する「令和4年度第2回さいたま市SDGs企業認証式」が1月25日、さいたま新都心のホテルブリランテ武蔵野(さいたま市中央区新都心2)で開催された。

「令和4年度第2回さいたま市SDGs企業認証式」の様子

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 さいたま市は、SDGsの理念を尊重した経営を推進するさいたま市内の企業を「さいたま市SDGs認証企業」として認証している。今回は33事業者が新たに認証され、当日は29事業者が出席、清水勇人市長から一社ずつ認証書を授与した。

 認証企業の一社、ICST(中央区上落合5)の横井博之社長は「医療・健康に関わる事業を行っており、SDGsの17の目標のうち6項目に該当して指標を立てた。さいたま市が誕生したのと同じ年に創業しており、創業20年を迎えた。これからも市内企業として社会貢献し活躍できれば」と話した。

 エコドライブ研究所(浦和区常盤10)代表の福田慎太郎さんは「エコドライブを行うことは持続可能な社会を作る。私はまだ個人事業主だが、認証が一つの励みになる。低炭素で快適な移動のお手伝いを通じて持続可能な社会づくりに貢献したい」と話した。

 チェリービー(浦和区仲町1)の山口正人社長は「映像制作を行っており、さいたま市SDGs認証はまさに経営そのもの。認証を学ぶことで経営を学べ、また同じさいたま市内のSDGs企業との交流もできるのが強み」と話した。「100以上のチェック項目があり、自社のできていること、できていないことを確認できるので、事業経営に役立っている」とも。

 さいたま市の担当者は、「さいたま市は全国市区SDGs先進度調査において2回連続で全国1位という評価をいただいている。急速に人口減少や高齢化が進み、より効率的で水準の高い施策・事業を迫られている中で、経済・社会・環境のバランスが取れた発展に繋げていきたい。市内企業に対してSDGs認証を行うことがその一翼を担えれば」と話した。

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