子どもが企画し出店する「子どもマルシェ」が1月29日、白衣観音中原堂(さいたま市緑区三室)で開催される。主催は「中原堂を保存する会」。
「子どもマルシェ」が開催される中原堂の説明をする武笠さんと松本さん
子ども店長が、駄菓子店、ミニ縁日、ワークショップなどを出店するほか、大人のスタッフが用意する昔遊び体験(けん玉、ベーゴマ、おはじきなど)、コーヒーショップ提供のコーヒーの試飲、シフォンケーキの試食なども行う。
白衣観音中原堂は約200年前から存在している。2021年に「中原堂を保存する会」が発足し、「お堂deマルシェ」を定期的に行うほか、さいたまの歴史や水彩画を学ぶワークショップなどを開いている。子ども主体のイベントは今回が初めて。
同会メンバーの松本淳さんは「今は時代の流れやコロナの影響でお祭りが少なくなっている。子どもたちにお祭りという地域での楽しい経験をしてほしい。楽しかった思い出を通じて、地域の文化やコミュニティーを大切に感じ、次世代につないでいきたいと思ってほしい。地域の大人たちに見守られながら子どもたちが好きなように、のびのびとチャレンジできる場を提供できたら」と話す。「出店希望者や大人のスタッフも募集している。興味のある方は気軽に連絡してほしい」とも。
開催時間は10時~13時。入場無料