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南浦和シェアキッチンにタイ家庭料理店「ポンラックン」 タイ人が本場の味提供

シェアキッチン「CLOCK KITCHEN南浦和店」で本場のタイ料理を提供

シェアキッチン「CLOCK KITCHEN南浦和店」で本場のタイ料理を提供

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 「タイ家庭料理ポンラックン」が12月2日、「ベルヴィ武蔵野」横のシェアキッチン「CLOCK KITCHEN(クロックキッチン)南浦和店」にオープンした。

「辛さを抑えながら本場タイの味が楽しめる」というカオマンガイ

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 向原哲夫さんとプタジャン・アパサラワン(通称ヌイ)さん夫婦が営業する同店。ポンラックンはタイ語で「愛しています」を意味する。食材や料理に対しての愛情と、客から愛される店にという思いを込めたという。向原さんはホテルの調理担当として30年勤務した後に転職した、機内食を提供する会社でヌイさんと出会った。向原さんは「妻の作る家庭料理が本当においしく、退職して夫婦でタイ料理店をやろうと決めた」と話す。

 野菜はさいたま市西区の農家より仕入れている。大根の皮を前菜プレートのきんぴらにしたり、タマネギの皮をスープのだしにしたり残さず使ったりする工夫をしている。タイのトウガラシやガパオライスに使うバジルはヌイさんの母から種を譲り受け自家栽培しているという。

 ランチセット(1,500円)は「ガパオライス」「カオマンガイ」「グリーンカレー」から選べる。セットで週替わりの前菜プレートが付く。トムヤムクン(1,800円)はヌードルかライスを選ぶ。チャーイェーン(アイスティー)(400円)、ドリンク(300円)も用意。

 ランチに訪れていた春日部市在住の夫婦は「エスニック料理が好きで都内まで足を運ぶこともあるがそれに劣らず本当においしかった。夫婦の人柄もよく居心地がいい」と話す。

 向原さんは「落ち着いた雰囲気を演出したかったので結婚式場横にある立地が気に入った。周囲は飲食店が少なく食事を楽しんでもらえる場所を作りたいとも思った。リピートしてもらえるようメニューも工夫していく。辛さの相談にも乗る。ファミリーや友人同士でぜひ来てほしい」と呼びかける。

営業時間は11時~14時。水曜定休。駐車場あり。

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