展示販売会「暮らしをいろどる手しごと展 2022 Summer」が6月1日から、伊勢丹浦和店(さいたま市浦和区高砂1)で開催される。
埼玉ゆかりのハンドメード作家6人の作品を展示販売する同展。陶器、ステンドグラス、革製品やリースに加え、大宮の「菓子工房 osanji time.」も出店。発酵バターを使った焼き菓子を販売する。今回、吹きガラス作家の marumariが初めて登場する。
主催は「つくりえ」(北区宮原町3)。「伝えたいのは手作りの温かさ・和の美しさ」をコンセプトに、職人・クリエーター商品の販売支援や工芸品などの販売を行っている。2018(平成30)年から春と秋に開いている同展。コロナ禍の影響で2021年6月以来、1年ぶりとなる。
同社の塚田敬子社長は「長引くコロナ禍で『おうち時間』が急増したことが影響し、従来のような大量生産・大量消費の商品ではなく、いいものを大事に使う消費者が増えていると感じる。ネットショッピングが常態化している今、作家との交流を楽しめる対面販売の価値が見直され、コロナ以前に比べ、客の滞在時間が長くなっている」と話す。
「本気の手仕事はいつの時代でも温かく美しい。それをつないでいくために作家と協力し活動している。ここに出ているのは埼玉ゆかりの作家の一点物の手仕事。気に入ったらその場で手にしていただけたら」と呼び掛ける。
開催時間は10時30分~19時(最終日は18時30分まで)。6月14日まで。