武蔵浦和コミュニティセンター(さいたま市南区別所7)で11月から、連続講座「人もお金も味方につける企画づくりコツ」が開催される。
「やりたいことはあるけれど、企画のやり方が分からない」という人に向けた同講座。LLCローカルデザインネットワーク代表で日本総研客員研究員の齊藤哲也さんを講師に招く。
齊藤さんは民間企業・官公庁・NPOという行動原理が異なる3つのセクターで草の根活動から国家規模のものまでさまざまなプロジェクトに携わってきた経験を持つ。
斎藤さんは「現在に至るまで、寝る間を惜しんで本を読み、メモを取り、さまざな分野のセミナーに出掛け、時には海を越えて勉強に行き、実践で試行錯誤を繰り返し、人が嫌がることを率先してきた。要領が悪かったせいで、長い時間とかなりの私財を投じてきたように思う。そのような経験をしたからこそ企画づくりのコツが掴めてきた」と話す。
講座は初級編(全3回)として、「差がつく企画のコツと基本」「味方をつくる目標と解決策の極意」「成功する企画の PR とまとめ方」のほか、年明けには中級編(全3回)として、「採用される企画書は何が違う?」「苦手克服!企画書づくりの手順」「企画書の審査員をやってみよう」を開く。
中級編では学んだことを生かして、クラウドファンディングや助成金に応募するプロジェクトを実際に作成する。受講料は各編6,000円。初級中級両方参加は1万円。
「私のような遠回りをする必要はなく、コツを知った上で取り組んだ方が遥かに効率的。来てくださる方にはぜひ近道をして欲しい。今の埼玉県で新しいプロジェクトが次々生まれる地域になったらいいな、というのが私の願い」と齊藤さん。
プロジェクトに関する申し込み、問い合わせはNPO法人埼玉情報センター(TEL 048-710-6610)まで。