埼玉県産米「彩のかがやき」「彩のきずな」を使ったレシピコンテストの表彰式が3月22日、グランプリ受賞店の「スープカレーと雑穀カフェSHO-AN(ショーアン)1」(川口市)で行われた。主催は埼玉県米消費拡大推進連絡協議会。
グランプリに輝いたSHO-AN考案の「クリームチキンドリア」
コロナ禍によるステイホームの中でごはんを楽しく食べてもらおうと、埼玉県内の飲食店・総菜店の料理人が埼玉県産米の特性に合わせたレシピを考案する同コンテスト。一般投票は1月28日~2月14日、ネットを通じて行われた。691人から投票があり、10レシピの中から、「スープカレーと雑穀カフェSHO-AN1」(川口市)の「クリームチキンドリア」がグランプリに輝いた。
北海道出身という「スープカレーと雑穀カフェSHO-AN1」店主の杉山祥秀さん。北海道仕込みのスープカレーを提供する同店では、野菜とスパイスを多く使うほか、薬膳仕立てのスープと雑穀米を使い、「からだにやさしい」メニューを提供しているという。
杉山さんは「やさしい味をお店のコンセプトとしてやってきたが、コンテストを通じて少しでもそれを知っていただけたと思う」と笑顔を見せる。「『彩のかがやき』がやさしい味のお米なので、ご家庭でもやさしく作っていただければ」とも。
埼玉県生産振興課の担当者は「彩のかがやきの特性を生かしたメニューを作っていただき、大変ありがたい。本レシピコンテストをきっかけにぜひご家庭での料理に県産米を使っていただけたら」と話す。
杉山さんによると今後、「スープカレーと雑穀カフェSHO-AN」2号店でも埼玉県産米を使ったプレートランチを提供していく予定という。