グラマード浦和(さいたま市桜区西堀8、TEL 048-858-0277)で10月25日、世界最大の5人制アマチュアサッカーのワールドカップ「F5WC」の日本予選となる、第2回「アットホーム FOOTBALL FIVES」の関東エリア大会が行われる。
前回に引き続きアンバサダーを務める元サッカー日本代表の前園真聖さん
「F5WC」は、2013年にドバイでスタートした16歳以上のアマチュア選手を対象とした世界最大のアマチュア5人制サッカー大会。全6大陸32カ国で予選大会が行われ、優勝チームが各国の代表として世界大会へと駒を進める。
第1回はドバイのワールドトレードセンターで世界大会が行われ、会場には欧州リーグの有名クラブなどからもスカウトが訪れ、実際に「マンチェスター・シティFC」と「チェルシーFC」にUAE代表選手2名がスカウト、ユースチームへ合流したほか、元スペイン代表ミチェル・サルガドや、元ウクライナ代表のアンドリー・シェフチェンコらが視察に訪れるなど、アマチュア大会とはいえ世界的に注目が集まっている。
日本はアットホーム社の協賛で、第2回世界大会から参加。日本予選を勝ち抜いた「柴田工務店」チームは世界大会へ出場し、1勝2敗でリーグ敗退となったが、初参加ながら初勝利をものにした。
第2回の日本予選となる本大会は、東北、関東、東海、関西、九州各エリアの30会場で9月26日から試合を行う。各地方予選を勝ち抜いた32チームは2016年1月17日、味の素スタジアムで行われる決勝大会へ進出し、タイで開催される第3回世界大会への切符をかけて戦う。
当日は、アンバサダーとして、元サッカー日本代表の前園真聖さんが昨年に引き続き就任、表彰式ではプレゼンターを務める。
浦和会場となる「グラマード浦和」はこれまでにフットサルを中心に中小の大会を開催してきた。
運営事務局の鶴薗さんは「スタートから数年にも関わらず急拡大している理由として、地域の予選大会から世界大会までつながることができるというのは、本大会の大きな魅力の一つであり、大きな要因。これまでのサッカー人生でレギュラーになることができずに引退を余儀なくされた人たちの新たな受け皿としても大きな意義がある。『サッカーの街』浦和での開催にも意味がある。いろんな人たちの夢をかなえる場所として広めていきたい」と期待を寄せる。
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