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スピーチでコミュニケーション学ぶ 浦和トーストマスターズが400回記念例会

16年、400回目を迎えた浦和トーストマスターズクラブの皆さん

16年、400回目を迎えた浦和トーストマスターズクラブの皆さん

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 浦和コミュニティセンター(さいたま市浦和区東高砂11、TEL 048-887-6565)で8月27日、スピーチトレーニングを通じてコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ、浦和トーストマスターズクラブの第400回記念特別例会が行われた。

表情や身ぶり手ぶり、声の抑揚などをフルに活用したスピーチで、より感情のこもった内容に

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 「自分を『サザエさん一家』で例えたら、サザエさんタイプ。プレゼントをもらえるなら自分の欲しいものが欲しい。じゃあカツオタイプは?」。身ぶり手ぶりを用いた表現豊かな語り口で一気に聴衆を引き込んでいく。

 サンプルスピーチを担当した、浦和クラブの現会長を務める木之本さんがトーストマスターズに最初に参加したのは3年前。職場の友人に誘われて軽い気持ちで参加したのが始まりだったという。準備スピーチ、即興スピーチ、論評と事前に組み立てられたスケジュールに沿って、各自が割り当てられた役割を果たしながらプログラムをこなしていく流れは、コーチングの要素も含んだ学習プログラムとして最適と、入会を決めたという。

 トーストマスターズはパブリック・スピーキングとリーダーシップ・スキルの上達を目的とした国際的な非営利教育団体で、1924年にアメリカのカリフォルニアで創設され、世界126国、31万人の会員が所属している。日本では全国で168クラブが活動、4000人が所属している。

 全国大会が年2回開催されているが、浦和クラブは過去に2度の優勝を果たしている。第400回の開催を迎えた当日の例会では、「トーストマスターズ」にちなんだ題材のスピーチなども行われ、秋の全国大会へ出場する代表の選抜では、大久保康平さんが選出された。

 総評を担当した眞山さんも3年ぶりに参加した一人。「トーストマスターズは、自分の知っている自分と相手の知っている自分を客観的に感じられる場所。400回という記念すべき今日の例会も、アットホームな浦和らしさのよく出た会となった」と締めくくった。浦和クラブは月2回の例会を行っている。

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