不動産オーナー向けの勉強会が9月4日、アズ企画設計(川口市戸塚2、TEL 048-298-1700)のセミナールームで開催される。
1989(平成元)年に創業し、「空室のない元気な街を創る」をミッションとして、一都三県を中心に不動産の販売、賃貸、管理事業を行う同社は、情報誌「ハウスくん通信」やウェブサイト「ハウスくんドットコム」を通じて、不動産オーナーや投資家へ向けた情報発信も行う。勉強会は、アパートやマンションのオーナーに役立つ情報を提供し、気軽に相談できる場を作ろうと、今年5月から毎月テーマを変えて行い、今回で4回目。
勉強会の前半は、不動産関連のコンサルティングを手掛けるコミュニケーションバンクの山本聡平さんを講師に、「リフォーム費用を捻出できる空室対策~なぜ入居者は出ていくのか?~」と題したセミナーを実施。勉強会後半は、講師と同社社員も交えた座談会。飲み物や菓子をつまみながらのざっくばらんな雰囲気で、相続や税務、リノベーションといった話題に関する情報交換や悩み相談ができる場を設ける。
過去の勉強会では「サザエさん」の磯野家を例に土地活用と相続対策を解説するなど、誰にでも分かりやすい内容で不動産の知識を伝えている。参加者は地元の不動産オーナーが多く、「少人数で、ゆっくり話が聞けて勉強になった」「もやもやした悩みを聞いてもらって良かった」などと喜ばれているという。
勉強会を企画した同社賃貸部長の遠藤一成さんは「アズ企画設計は地域のお客さまに支えられ、創業30年を迎えた昨年株式上場を果たした。より一層、地域のお客さまへ寄り添い、対話の場を広げていきたいと考え、毎月テーマを変えながら勉強会を開催している。堅苦しいセミナーにならぬよう10人程度の座談会形式になっているので、気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は13時~15時。参加無料。申し込みは電話で受け付ける。次回は10月2日に開催予定。