演劇「海賊と山賊 第二章」が6月28日から、彩の国さいたま芸術劇場小ホール(さいたま市中央区上峰3)で上演される。
企画運営を行うのは大河ドラマにも出演している俳優の東武志さんが主宰する東プロダクション。ニューヨークのブロードウェイのように常に演劇に触れられ、ディズニーランドのように一歩足を踏み入れれば別世界にトリップできるような世界観の演劇テーマパークを創ることを目的に、2017(平成29)年からさいたま芸術劇場で公演を行っている。
海賊と山賊、政府を巻き込んだ争いが繰り広げられる同作品。2017年の初演した「海賊と山賊」のその後の世界を描く。脚本・演出の安ヶ平(やすがひら)聡子さんは「初演から2年、たくさんの応援をもらい、第2章として海賊と山賊の世界を再び描く機会をもらった。壮絶な戦いを通して描いたものは仲間との絆、親子の絆、運命の受け入れ方。感動と笑いと興奮をお届けできれば」と話す。
海賊の長トウジ役で主演する東さんは「上演に向けて稽古の熱気が上がってきている。劇場に入った瞬間からそこは、海賊と山賊の世界。アクションやダンスに加えて、壮絶なストーリーの中で生き抜く姿を見てほしい」と話す。
今月30日までの全5公演。チケットは大人=6,000円、高校生以下=3,800円。チケットに関する問い合わせは東プロダクション( TEL 080-5190-5727)まで。