浦和コミュティセンター多目的ホール(浦和区東高砂町)で6月5日、ドキュメンタリー映画「モルゲン、明日」の上映会が開催される。
同作品は「ドイツ市民のエネルギー革命」を描き、昨年に公開されたドキュメンタリー映画。福島第一原発の事故が起きた3カ月後に原発の全廃に踏み切ったドイツと、当事国でありながら事故収束の糸口が見えない日本の違いを、坂田雅子監督がドイツの各地を歩いて撮影した作品。上映後には坂田監督のゲストトークも行われる。
主催は、合成洗剤をやめていのちと自然を守る埼玉連絡会。1984(昭和59)年に結成、合成洗剤の問題を中心に最近では香害問題についても取り組んでいる。日々の活動を通して、ドイツと日本の環境汚染に対する考え方の違いを感じ、上映会を開催するに至ったったという。
同団体の田中輝子さんは「昨年の暮れに都内の劇場でこの映画を見て感動し、埼玉の皆さんに見てほしいと考えて企画した。ぜひ会場に足を運んでほしい」と話す。
上映時間は10時~(受付開始は9時30分)。入場料は、前売り=500円、当日=700円。申し込みはファクス(048-788-6470)、Eメールまたはホームページで受け付ける。