さいたま市緑区三室から見沼田んぼにかけてのエリアで6月30日から、「もぐもぐファーム連続講座」が行われる。
「畑での収穫体験」と「地元料理体験教室」で構成される同連続講座。ジャガイモ掘りやキュウリ、ナスの収穫。うどん作りやみそ造り、収穫した大根での鍋パーティーなど、2月まで全7回にわたってさまざまな企画が行われる。昨年の参加者からは「子どもの野菜嫌いが変わった」「食べるだけのお父さんが激変した」などの声が上がっていると言う。
主催はNPO法人食育研究会MoguMogu。「家庭の食文化の再生」をテーマに食育活動を進めており、2000年に活動を始め、2003年に法人化した。スタッフの芳野貴美さんは「土の香り、暑い日差しや冷たい風、採れたての旬野菜を味わう体験は家族の思い出になる。収穫物は持ち帰れて、その場で試食会をすることもできる。スタッフのお勧めはイモ掘り。今年はジャガイモ、里芋を予定しているが、宝探しのように面白く、子どもより大人が夢中になってしまっている。参加してほしい」と話す。
参加費は1家族3万8,000円(一括前納)。受け付けは5月17日正午までで、申し込み多数の場合は抽選。申し込み・問い合わせは同NPO(TEL 048-875-7549、平日10時~14時)まで。