市民がさいたま市長に街づくりの施策を語る「聞いてよ!市長!!」が9月26日、武蔵浦和コミュニティセンター(さいたま市南区別所)で開催される。
「さいたま市をより住みよい街にしたい」と、さいたま市在住の会社員など5人で昨年9月に結成された「One さいたまの会」が主催。メンバーは、東日本大震災のボランティア活動をきっかけにつながり、月に1度「街づくり」を理念に議論を重ねている。
約1年がたち、新たに4人のメンバーが加わり「市民の本音を市長に直接聞いてもらい、市政運営に役立ててほしい」と企画した。テーマは「住みたい、行きたい、働きたい街づくり」。幸福で魅力ある街づくりの提案や自殺者をゼロにする取り組み、行政と地域のつながり方など4つの視点でプレゼンテーションを行う。
会長の渡辺和重さんは「市長と行政と共に地域住民も一緒になって『街づくり』を考えることが大切ではないか。このような機会はなかなかないので、多くの市民に参加してほしい。途中の入退場も可能で、お子さん連れでも歓迎。意見を伝えながらささいなことでも自分にできることは何かを感じてもらい、街づくりの一歩になれば」と話す。
来場者には、「街づくり」に関するアンケートを実施。日頃の生活で感じている問題点や改善点などの意見を書き、集計して市長に提出する。
開催時間は19時~20時45分。参加無料。