さいたま市緑区三室から見沼田んぼにかけてのエリアで6月24日から、「もぐもぐファーム連続講座」が行われる。
畑での農作業や料理教室など、親子で食べ物に関する体験ができる同講座。第1回は6月24日のジャガイモ掘り。その後はナスやキュウリの収穫、うどん作り、サトイモ掘り、大根・かぶを収穫して畑で大根鍋パーティー、ホウレン草収穫、みそ作りと全7回の連続講座を来年2月まで行う。
昨年参加した40代女性は「食、特に野菜のできかたに興味を持ってくれたことは、子どもたちの将来に向けて大いにプラスになると思う。さらに土に触れる機会を持てたことは、心が落ち着く経験になるのでは」と話す。
主催は食育研究会MoguMogu。同団体は「家庭の食文化の再生」をテーマに食育活動を進めているNPO。2000年に活動を始め、2003年に法人化した。代表の松成容子さんは「土の香り、暑い日差しや冷たい風、 採れたて旬野菜の味は家族の思い出になる。さらに収穫物は持ち帰ることもできる。土の上に元気に育っている季節の作物を採ったり食べたりしながら、一緒に楽しむ一年にしてほしい」と参加を呼び掛ける。
参加費は1家族3万5,000円(一括前納・税込み)。先着順で、申し込みは4月16日正午まで。