さいたま市南区の生活クラブ埼玉会議室(さいたま市南区別所5)で2月27日に講座「老いを感じる前に!成年後見制度と家族信託を知る」が開催される。
同講座は「最期まで自分らしく生活していくためにあらかじめ準備できることは何か」を知ることを目的に開催。さまざまな制度を学び、元気なうちに老いを迎える準備をするための知識を得る。講師は行政書士の松島明子さん。午前中は「介護保険制度」と頼りになる「成年後見制度」について、午後は準備できるさまざまな契約と「家族信託」について学ぶ。
主催は、出会いと学びの場を提供する非営利団体「大人の学校」。月4回~6回程度、大人の学びの場としての講座事業を展開している。代表の吉田文枝さんは「今まで講座に参加した人からも、もしもの時に備えて必要な知識を得ておくことの必要性を痛感したという話を聞く。さまざまな制度は認知症になったときに利用するものと思われがちだが、自分らしく暮らし続けるためには元気なうちに老いを迎える準備をする必要がある」と話す。
開催時間は10時30分~14時30分。参加費は2,600円(昼食のお弁当代を含む)。定員15人。申し込み問い合わせは同NPO(TEL 048-866-9466)まで。