北浦和西口商店街で11月23日、日本女子プロ野球リーグ「埼玉アストライア」が「シーズン年間女王」と「第7回女子野球JAPAN CUP」優勝を記念したパレードを初開催する。
2013年に女子のプロ野球チームとして創設した同チーム。2015年からさいたま市を本拠地に試合を重ねてきた。現在は中島梨紗監督を中心に15人の選手が活躍する。シーズン年間女王は、4年ぶり2度目。ジャパンカップは5年目にして初優勝で、最優秀選手賞には川端友紀選手が選ばれた。
ジャパンカップは、プロとアマチュアが女子野球の日本一をかけて戦うトーナメント大会。11月3日から京都府で開催され、11チームが参加した。中島監督は「シーズンシーズン序盤、なかなか勝つ事ができず苦しんだ時期もあったが、ファンの声援が頑張る力を与えてくれた。皆さまと一緒につかみ取れた優勝」と振り返る。
今年の秋に球団事務所をイオン北浦和店内に移し、パブリックビューイングができるイベントスペースを設けた。試合を放映するたびに応援に来る地域住民が増え、優勝の瞬間は歓声が上がり喜びに沸いた。
記念パレード当日は、オフィシャルパートナーのイオンリテールと北浦和西口商店街の協力でパレードと併せてサイン会も開く。パレードは11時30分から、イオン北浦和店東口特設会場でセレモニーを行った後、商店街を練り歩く。サイン会は球団事務所前(さいたま市浦和区常盤10-20-29)で行う(参加者は、当日イオン北浦和店で購入した500円以上のレシートが必要)。小雨決行。
同チームの楢岡美和キャプテンは「日頃からお世話になっている街でパレードをさせていただけることが何よりうれしい。一年間の感謝を込めてお礼を伝えるとともに、地域の皆さまと一緒に喜びを分かち合いたい」と来場を呼び掛ける。