がん制圧・患者支援を目的に行われるチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017さいたま」が9月9日・10日の2日間、農業トレーニングセンター緑の広場(さいたま市緑区大崎)で開催される。運営はリレー・フォー・ライフ・ジャパンさいたま実行委員会(TEL 080-2197-8192)。
リレー・フォー・ライフ(RFL)は、参加者が夜通し歩きながらがん対策のために寄付を募るチャリティーイベント。1985年に米国で始まり、現在では25カ国以上で開催している。日本では2006年に始まり、さいたま市では2009年から開催。参加者および協賛者の寄付金はがん制圧・がん患者支援のために役立てる。
さいたま市での開催は今年で9回目。会場では専門医の講演や展示があり、がんの予防や検診について、若年性がんの治療や支援課題、さらに就労支援やお金について紹介する。それだけでなく飲食の販売やスタンプラリー、ゲームなどもあり、家族で楽しみながらがんについて知ることができるチャリティーイベントとなっている。
事務局長の柏浦惠子さんは「初年度から掲げていた『迷わせない・困らせない・ひとりにさせない』をあえて今年のテーマにした。啓発テントもステージも盛りだくさん。がんの経験者の人はもちろん、そうでない人も、多くの人と触れ合い語らいができる場を用意しているので、ぜひ来場してほしい」と参加者に呼び掛ける。
開催時間は9月9日12時~翌10日12時。雨天決行。