南区武蔵浦和にある「もじゃもじゃカフェココロコーヒー」(南区白幡4)で7月31日から8月31日までイラスト展「サイたまの音と人たちとエトセトラ展」が行われている。
作品を手掛けるのはイラストの制作やグッズ販売を行っている「ふじみ屋」の藤田悠介さん。埼玉で活躍する、埼玉に縁のあるミュージシャンのポートレートやライブの様子のスケッチ、そして音楽や映画をモチーフにした作品など、インクやクレヨンで描かれた40点を超える作品が会場に展示されている。
藤田さんは2012年よりインターネットを活用したビジネスを開始。購入者への礼状にイラストを添えようと思い、イラストの得意な友人に頼もうと考えていた。そこで依頼するためのラフを描いていたら「上手くなくてもいいなら自分でも描ける」と思ったのがイラストを描き始めるきっかけだったという。その後はブログやSNSで作品を公開し、ロゴマークやショップカードなどの制作、Tシャツや缶バッジなどのグッズの販売も行っている。
同会場は2016年2月1日にオープンしたナチュラルテイストなカフェ。飲食だけでなく、さまざまなイベントやワークショップを日常的に開催している。
藤田さんは「自分の絵を直接見てもらいたいという気持ちはあったが、ギャラリーやアトリエでやることに馴染みがなかった。カフェであればコーヒーを飲んだりおしゃべりをしたり、いろいろな人が集まる。そんな中で気が向いたときに絵を見てもらえる。本屋さんで本の表紙を見るように、レコード屋さんでレコードのジャケットを見るように、気張らずにリラックスして絵を見てほしい」と話す。
時間は11時~18時。会場では作品の販売も行っている(4,500円~)。