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浦和で「在宅医療」考えるフォーラム「最期まで住み慣れた地域・我が家で」

浦和コミュニティセンターで行われた「在宅医療」を考えるフォーラム

浦和コミュニティセンターで行われた「在宅医療」を考えるフォーラム

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 浦和コミュニティセンター(浦和区東高砂町11)で7月9日、「在宅医療」をテーマに考えるフォーラム「最期まで住み慣れた地域・我(わ)が家で」が開催された。主催はNPO「ヒューマンシップコミュニティ」(さいたま市緑区三室)。

講演を行うフリーアナウンサーの町亞聖さん

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 当日は、同NPOスタッフの佐野幸子さんによる活動紹介、フリーアナウンサーの町亞聖さんと同NPO代表で医師の井上貴裕さんによる講演「地域で支え合い、寄り添う介護~そして未来へ~」、参加者全員によるフリーセッション「地域で支える健康・医療・介護を考える」が行われた。

 町さんは18歳から親の介護をしていた経験から、在宅での介護や医療の課題について講演を行った。井上さんは「頑張らなくていい介護」をキーワードに、在宅医療の現状や地域で支える在宅療養チームについて話した。

 町さんは「まずは話をすることが大切。一人が話すと周りにひとが集まってきて、輪ができてくる。こういう集まりを重ねて、点を増やしていくことが必要である」と話す。

 約50人の参加者が9つのテーブルに分かれて行ったフリーセッションでは、医療や介護の関係者が多く出席した。都内在住という女性参加者の一人は「介護や医療に携わる人が職を超えて集まるのは頼もしく思う」と話していた。

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