武蔵浦和のサウスピア・コミュニティセンター(さいたま市南区別所7)多目的ホールで6月4日、「参加型コンサート カノンwithぐんぐんダンスチーム」が開催される。
主催の「eママさいたま」は、乳幼児を連れた母親が子育てしながら集える場としてイベントなどを企画しているサークルで、2011年に設立された。「ママ友のママ友はママ友」を合言葉に輪を広げ、メンバーを固定せずに誰でも好きな時に参加できるのが特徴。イベントごとに実行委員を募り、これまでにハンドメードの集いや運動会、音楽会などを開き、1回に200人近くが参加したこともあったという。
今回のコンサートに出演する「カノン」は2013年、元舞台女優の鈴木佳奈さんが中心となって結成。さいたま市南区を中心に「子どもがのびのびと参加できるコンサート」をコンセプトに活動する。当日はピアニストの後藤ちぐささん、小澤里枝さんと共に、「アナと雪の女王」主題歌の「ありのままで」や中西圭三の「ぼよよん行進曲」、童謡などを披露する予定。子どもたちに「一緒に歌おう」と呼び掛けながら歌う。
「ぐんぐんダンスチーム」は3歳から6歳の子どもたちによるダンスチームで、仲町公民館(さいたま市浦和区)で元プロダンサーhanaさんの指導の下、練習する。今回は9人が出演し、結成から3年の成果を板橋のキッズダンスチーム「すくすく」の7人と共に披露する。
同団体代表の難波陽子さんは「当日は1部と3部にカノン、2部にダンスチームが出演する。赤ちゃんから大人まで音楽を肌で感じて楽しめる。演奏中も出入り可能で、授乳やオムツ替えもできる。ベビーカーも入れるように考えた」と話す。
「eママさいたま」について、「子育てで悩み寂しく感じる母親を孤立させたくない。一緒にリフレッシュしながら子育てを楽しんでいきたい。これを機会に、多くの人に活動を知ってほしい」とも。
10時開演。参加費は1人300円、3歳未満無料。事前に参加申し込みが必要で、申し込み方法は「さいたま子育てWeb」で確認できる。