さいたま市緑区から見沼区の各エリアで6月より、「もぐもぐファーム連続講座」が始まる。
農作業や料理など、家族で食べ物に関する体験ができる同講座。主催は食育研究会MoguMogu。同団体は「家庭の食文化の再生」をテーマに食育活動を進めている特定非営利活動法人。2000年より活動を開始、2003年に法人化した。
第1回は6月25日のジャガイモ掘り。第2回は7月23日にナスとキュウリ収穫。来年2月までに、うどん作り、サトイモ掘り、ピザパーティ、お月見のしつらえ、白菜を収穫して畑で白菜鍋パーティ、ホウレン草収穫、みそ造りと、全7回の連続講座を行う。
昨年参加した40代の男性は「最初は子どものためにと思って申し込んだが、いつの間にか親の方が一生懸命になってしまった。知らなかったことだらけで、どれも面白かった」と感想を話す。
スタッフの芳野貴美さんは「素足で土を踏みしめながらみずみずしい野菜を収穫し、野菜をその場で調理して味わう企画もある。採れたて野菜のおいしさは格別。さいたまの郷土の味を知ってもらう料理教室も開催する。年間を通しての参加で季節を感じ、さいたまの旬を味わい、土に触れて作物の成り立ちを知る、そんな体験を家族と一緒にしてもらいたい」と呼び掛ける。
先着順。申し込みは4月17日正午まで。参加費は1家族で3万5,000 円(税込み)。