上峰コミュニティホール(さいたま市中央区上峰2)で3月21日、埼玉大学落語研究会による「上峰落語会」が開催される。主催は「寄席企画のくるくる亭」。
上峰コミュニティホールで行われる、埼玉大学落語研究会による「上峰落語会」。
同大学落語研究会OGの「くるくる亭パー子」こと茂木若葉さんが企画する同イベントは、さいたま新都心での開催など今回で3回目。
茂木さんは「長年、吹奏楽をやっていたが、大学に入学してからは自分の身体を使って表現がしてみたくなり、大勢ではなく一人で表現をしてみたいと考え落語研究会に入部した。落研時代は毎週末、老人ホームや自治会のイベント、地域の祭りや小学校などで落語の腕を磨いた」と振り返る。
「卒業後は福祉関係の仕事に就いたが、出産を機に育児に専念するため退職し、昨年11月に思い立って寄席を企画することにした」とも。
当日は、普段落語を聞かない人にも聞きやすいよう、古典、創作、大喜利をそろえ、ベテランの4年生から期待の1年生までバランス良く配置するという。「卒業する4年生の創作落語『悲しみは埼玉に向けて』は今回が最後になるかもしれない。元会長の4年生は、卒業後も教師をしながら落語をやりたいと、当日は古典落語を披露する」と茂木さん。
「埼玉に引っ越してきてちょうど1年になるため、地域の皆さまへのごあいさつも兼ねて落語会を企画した。入退場自由なので気軽に見に来てほしい」と来場を呼び掛ける。
13時30分開場、14時開演。入場無料。