冬季限定で開場する沼影公園アイススケート場(さいたま市南区沼影2、TEL 048-861-9955)で2月11日、市民が参加する「スケートフェスティバル」が行われた。
さいたま市スケート連盟がスケートの普及を目的に毎年行っている同イベントは、今回で14回目。閉場した夕方から照明の中、約50人の親子や友人が競技やゲームを楽しんだ。
始めに、県内で活躍するフィギュアスケート選手の西村怜美さん(17)と工藤亮さん(14)が演技を披露し会場を盛り上げた。その後、参加者は100メートル走やホッケーシュート、2人一組のソリレースも楽しんだ。ゴール前で勢い余ってスライディングする人やソリを引いても滑って前に進まない人もいて、来場者は笑顔で応援していた。
友人と訪れていた飯村心愛さん(12)は「街の中でスケートができてうれしい。めったにできないゲームなので、すごく楽しい」と話した。同連盟会長の野中忠さん(72)は「老朽化でスケート場が減っている中、ここは貴重な場所。冬しかできないスケートの楽しさをもっと広めたい」と話す。
今月18日にはナイトイベントを開催する。開催時間は19時~。中学生までは光る指輪(先着150人)、高校生以上は光るフィンガーライト(先着150人)を無料配布。19時から30分間照明を落とし、色鮮やかな光でスケートリンクを彩る。
営業時間は9時~18時(土・日・祝日は20時30分まで)。料金は大人=640円、高校生以下=310円。営業は2月19日まで。