浦和CORSO(浦和区高砂1)7階コルソホールで1月30日、「『共助コン』~一人ひとりが共助仕掛人!~」が開催された。主催は埼玉県共助社会づくり課。
ボランティアをやりたい人や地域活動を支援したい企業などの出会いの場として、NPO団体や企業などが参画し、これからの共助社会に必要なつながりをつくることを目的に開いた同イベント。
当日は、シブサワ・アンド・カンパニーの渋澤健さんが「共助による社会づくり」をテーマにした基調講演を行った。
情報交換会・交流会では39の団体と個人が参加、。ステージでは共助仕掛人によるパネルディスカッションや専門家ボランティアによる発表が行われたほか、会場ではNPOによるワークショップや活動紹介、金融機関や企業からの情報提供などさまざまなプログラムを繰り広げた。
大宮区から参加した女性は「いろいろな活動があるということに驚いた。特に忍者体験のようなものがあることを知らなかった」と話す。
企業ブースで参加したリバティ・イノベーションの森俊明さんは「はじめての出展だったが、企業の立場から発信する機会があるのは嬉しい。知ってもらう良い機会となる。実際に地域の団体とつながるのは難しく、それができるのは本当にありがたい」と話す。
埼玉県共助社会づくり課の今川知浩さんは「このイベントではNPOとボランティアグループ、企業などさまざまな立場の方々がつながることを目的としている。会場内で多様な交流が生まれており、このような形で初めての開催だったが、うまくいったのではないか」と振り返る。