浦和駅前を中心とした8会場で11月6日、「浦和区民まつり」が行われ、多くの来場者でにぎわった。
折り紙を教える「ふれあい南京玉すだれ」のメンバー(浦和北公園の会場)
「世代を超えてつながる浦和」をテーマに、3年前から毎年開催されている。ワークショップ、飲食の販売、ステージで音楽やダンスを披露するなど、各会場は特色あるイベントを展開した。
調宮公園の広場は、幼稚園児から高校生までの団体が金管バンドや吹奏楽などを披露。浦和駅東口駅前広場は、浦和レッズのシンボルカラーの「赤」に調和。キックターゲットの体験コーナーには子どもたちが大勢集まっていた。ステージでは、チアリーディングRED MONKEYSが笑顔で飛び跳ねてバック転をすると歓声が湧いていた。
常盤公園では幼児を乗せたミニ新幹線が走り、浦和北公園ではベーゴマや割りばし鉄砲など昔遊びを楽しむ親子連れでにぎわっていた。浦和駅をスタートして地図を片手に歩く「駅からハイキング」も。ハイキング主催のJR東日本大宮支社の担当者は「約1000人の参加者で、想像より多く評判も良かった」と話していた。
9歳の女児を連れた母親は「自転車であちこちの会場を回ってワークショップに参加したり、買い物したりと楽しかった。懐かしいお友達にも会えた」。浦和北公園のお祭りの実行委員長秋山忠一さんは「赤ちゃんも高齢者も皆で一緒に汗をかいて外で遊んでほしい。この地域に住んでよかったと思うきっかけになれば」と話していた。