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武蔵浦和で「しかてぶくろ縁づくり市」 地域住民らでにぎわう

イベント会場の様子

イベント会場の様子

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 さいたま市南区鹿手袋の住宅街「BABAラボ工房」と「ヘルシーカフェのら」で11月5日、「第9回 しかてぶくろ縁づくり市 」が開催された。主催は、「しかてぶくろ界隈を笑顔でいっぱいにしようの会」

「ヘルシーカフェのら」内で、手作りジャムなどを販売

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 人と人が縁を作って地域を繋つなげていこうと、「BABAラボ工房」と「ヘルシーカフェのら」が中心となり、春と秋の2回開いている同イベント。当日は、イベント開始から1時間で100人以上の来場者が訪れた。

 会場には、手作りワークショップ、マッサージ体験、野菜販売、手作りせっけんやハンドクリームの販売など18ブースが並んだ。出店者は、同工房と同カフェの常連客や縁のある人という。

 生後9カ月の乳児を連れて来場した青木麻里さんは「お店の種類も多くて居心地がよくてついたくさん買ってしまった。こんなに盛り上がっているなんて驚き」と笑顔を見せていた。

 子どもの仕事体験には、約25人が参加。事前に「接客、お金の流れ」などを子どもたちに説明し、エプロンをつけて交代で店番を務めた。「いらっしゃいませ」の掛け声と共に商品を陳列する子どもたちの姿に、来場者たちは「頑張ってね」と声を掛けていた。

 「ちびっこおかしやさん」は、売上金をセーブ・ザ・チルドレンジャパン「いのちみらいの貯金箱」に寄付する。7歳と4歳の2児の母親という政木久美子さんは「楽しむだけでなく、手に取ったお金が被災地の子のために使われるのは、息子の心に残る体験だと思う。めったにできない良い機会に合えた」と話す。

 イベント実行委員長の横地真子さんは「当イベントを機に、多くの人が何らかの縁でつながってほしい。みんなが喜んでいるのを見るとうれしい。鹿手袋では、会館などでも積極的にイベントを行っているので、今後はコラボで大きなことをしてみたい」と意欲を見せる。

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