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樹脂粘土で枯れない花を 南浦和のクレイフラワー教室が1周年

1周年を迎えた「クレイフラワー教室YU-HANA」。遠方から足を運ぶ受講者も多い。

1周年を迎えた「クレイフラワー教室YU-HANA」。遠方から足を運ぶ受講者も多い。

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 南浦和のNomuRabo(埼玉県さいたま市浦和区東岸町、TEL 048-711-8554)で10月1日、クレイフラワー教室YU-HANA(前地)の石井優香さんによる2日間のクレイフラワーレッスンが行われた。

ブルーベリーと青いバラの飾りつけの様子

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 クレイフラワーとは、樹脂粘土で作った花のことで、プリザーブドフラワーとは違って枯れる心配が無く、作りたてと同じ状態で保管できるのが特長。

 石井さんがクレイフラワーのレッスンを始めて7月で1年がたち、9月には1周年記念イベントも開いた。現在では、初心者から上級者、浦和近辺だけでなく遠方から足を運ぶ受講者も増えているという。1日レッスン・基礎レッスン・フリーレッスンと、どのレベルの人にも対応している。

 当日はフリーレッスン形式で進められた。一人一人の仕上がり進度が違うため、作業も全く違うものの、お互いが作り上げていく作品に笑顔でアドバイスをし合っていた。作品は、ブルーベリーから黄色いバラまでさまざま。今回は全員が経験者ということもあり、つまようじを使ってブルーベリーの先端を整えたり、バラの葉のギザギザを器用に表現したりとスムーズに工程をこなし、完成にこぎ着けた。

 受講者で上尾市在住の高橋純子さんは「今回のレッスンで4作品目。先生の作品に一目ぼれしたのがレッスンに参加したきっかけ。まだバラを作るのは難しいが、いつかは大きな作品を作りたい。石井さんのレッスンでは必ず宿題を課されるが学生時代の宿題とは違って非常に楽しみで、最近では合間を使って宿題をこなすのが至福の時間」と笑顔で話した。

 石井さんは「昨年7月のスタート以来、クレイフラワーを知ってもらうために、アロマや消しゴムはんことのコラボなど試行錯誤でいろいろな取り組みに挑戦してきた。今後はこうした活動だけでなく認定講師の育成にも力を入れていきたい。『クレイフラワー女子』をもっと増やしたい」と意欲を見せる。

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