浦和コミュニティセンター(浦和区東高砂町11)で8月8日に「共助仕掛け人発!『われこそは専門家』みんなで集まろう!!~1人+1人=2人じゃない!?『プロボノ×共助』で大開眼~」が開催され、53人が参加した。主催は埼玉県。
浦和コミュニティセンターで行われた「共助仕掛け人発!『われこそは専門家』みんなで集まろう!!~1人+1人=2人じゃない!?『プロボノ×共助』で大開眼~」
同イベントは埼玉県内の登録している専門家ボランティア(プロボノ)が「共助」や「プロボノ」にかんする理解を深めるとともに、交流会を通しての情報交換を目的に開いた。
当日は基調講演と事例発表、さらには団体紹介と交流会が行われた。 基調講演は埼玉りそな産業経済振興財団主席研究員の間藤雅夫さん。「地域課題を『プロボノ×共助』で解決するためには」というテーマで、プロボノの活用や企業との協働、そしてその中で特に事業計画の重要性について講演を行った。
事例紹介は飯能で自然環境活動とまちづくり活動を行っている浅野正敏さん、埼玉県内にいる福島の原発事故からの自主避難者の支援の「ぽろろん♪カフェ」の活動を行っている吉田千亜さんが活動を紹介した。さらに9月10日・11日に開催されるSmile Women フェスタに出店する団体も紹介。その後は各テーブルで交流会が行われた。
参加していたユメキッズの加藤善幸さんは「横のつながりを求めて参加した。関係のない団体同士がつながって、交流会では普段会えないような人に会えた。そのことに大きな価値がある。次の種もできたし、有意義な集まりだった」と話す。
イベントを終え、主催者である共助仕掛け人の藤井さんは「交流会が参加した人が楽しそうで、やったかいがあった。参加しているのは地域で活躍している人ばかりで、顔の見える形でつながることができてうれしい。11月にも100人規模の同様のイベントを、そして来年2月に集大成のフォーラムを開催する予定。このような場での出会いが、次のマッチングを増やしていければ」と意欲を見せる。