さいたま市緑区にあるGallery Pepin(ギャラリーペピン、緑区大牧)で現在、「宮嶋結香展 Hello Goodbye Hello」が開催されている。
アーティストの宮嶋結香さんが「架空の動物(モンスター)を媒介として自己の感情の深奥を描いている」という絵画や版画、立体作品を展示する同展。参加者がオリジナルの立体作品を制作できるワークショップも開く。
週1回、木曜のみ開廊する同ギャラリー。銀座の画廊に10年勤めた小林優佳さんが昨年開いた。
ギャラリー名のペピンはフランス語で種を意味する「pepin」(ペパン)から派生させた造語。「地域の人の日常に、アートを楽しむという心の種を植えたい」という思いで付けた。
「アートに詳しい人だけでなく、そうでない方にも日常の一部として、例えば買い物帰りにでも寄っていただきたい。中心地から離れたこの場所だからこそ、感度の高い作品を展示したい」と小林さん。
開廊時間は12時~18時。観覧無料、ワークショップの参加費は500円。8月18日まで。