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浦和在住デュオが新作アルバム 独自の音世界をコラージュ

「Cantanua.」のタカスギケイさん(左)、新城温古さん(右)

「Cantanua.」のタカスギケイさん(左)、新城温古さん(右)

 浦和区在住の音楽家・新城温古(あつこ)さんとギタリストのタカスギケイさんのデュオ「Cantanua.(カンタヌア)」が3月7日、セカンドアルバム「Melas,and the Khole(メラス・アンド・ザ ・コール)」をリリースした。

「Cantanua.」ライブの様子(Cantanua.提供)

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 「絵を描くように広がり、空気を包み込むような音を紡ぐ」という同デュオは2019年に結成。作詞・作曲は主に新城さんが手がけ、タカスギさんはギターやエフェクトのほか、同作ではレコーディングからミックス、マスタリングまでエンジニアも担当した。

 2枚目となる同作は、臨床心理士、公認心理師でもある新城さんが心理療法と音楽制作を行うアトリエ「月葵舎(つきあおいしゃ)」(浦和区)で2年ほどかけて制作。収録曲は「utrie」「石の都市」など全15曲。新城さんは「楽曲という『枠』を前提に制作した1作目に対して、今作は即興的で実験的な試み。クライエント(相談者)の心に点在する葛藤や不安のかけらを集めて意味付けしたり、コラージュのように統合したりするという心理療法的アプローチに似た作業だった」と振り返る。

 同作のジャケットや同封するカードの写真は、フォトグラファー「tomo(トモ)」さんと「arii(アリィ)」さんの作品。写真には、新城さんの亡き祖父が祖母に宛てて書き残した言葉や物語を添える。「詩を書くことをライフワークにしていた祖父の存在は音楽創作の基軸」と新城さんは話す。

 Cantanua.の「canta」はポルトガル語で「歌う」、「nua」はアイルランド語で「新しい」という意味。「その時の感情や心境で受け取る印象が違ってくるような曲を作ろうと、抽象的な音楽を目指した。聴く人の心のありようによって受け止め方が変わるような、奥行きの深い音楽表現を目指して、『新しい歌の世界』をこれからも届けたい」と話す。

 価格は3,300円。ライブ会場のほか、Cantanua.のウェブサイトで販売する。さいたま市内では3月28日に「Free Style Antiques(フリー・スタイル・アンティーク)軒先マルシェ」で投げ銭ライブ、4月29日に「浦和サロン トトボーノ」(仲町1)での公演(自由席、4,000円)で販売する。

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