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東浦和で多世代交流イベント「総持院で卓球」 

地域の小学生から60代が一緒に楽しんだ

地域の小学生から60代が一緒に楽しんだ

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 多世代で一緒に卓球を楽しむイベント「総持院で卓球」が1月14日、見沼田んぼ地区にある「真言宗智山派 総持院(そうじいん)」(さいたま市緑区南部領辻)で開かれ、小学生~60代の12人が参加した。主催は、同寺の秀男(しゅうなん)住職と不登校支援拠点「トーキョーコーヒー東浦和・ハルニレの木」。

「総持院で卓球」子どもも大人も卓球を楽しんだ

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 昨年5月から毎月開催している同イベント。秀男住職と「ハルニレの木」代表の若林美帆さんは、若林さんが同寺近くの畑に通うようになったことをきっかけに知り合った。秀男住職は「『不登校児親子や地域の方が気軽に参加できるイベントを企画している』と聞き、寺でも協力できることがあればと思い、場所を提供するようになった」と振り返る。

 秀男住職は同寺に就任して4年目。高校卒業後、営団地下鉄(現・東京メトロ)に35年間ほど勤めた。5年ほど前、妻の実家である同寺を急きょ継ぐことになり、成田山勧学院で1年間修行し僧侶資格を取得。その後、単身赴任で住職を務めている。秀男住職は「卓球台やラケットなどは、週末こちらに遊びに来る妻や子どもたちと一緒に楽しめたらと思い購入したもの。こうした機会にまた役立てられて良かった」と話す。

 イベント当日は10時にスタート。出入り自由で、早く集合した人が卓球台を設置。おのおので準備運動した後は当寺のラケットを借り、交代でラリーをしてウオーミングアップ。その後、ダブルスを組んで簡易ルールのゲームを行ったり、経験のある大人と子どもで練習したりして卓球を楽しんだ。順番を待つ人はお茶を飲みながら、互いの自己紹介や近況を話したり、情報交換したりする様子が見られた。昼食時は弁当でテーブルを囲んだ。午後は卓球だけでなく、境内駐車場で自転車に乗る子どもの姿や、庭に実ったキンカンを収穫する機会も。

 秀男住職は「こうして地域の人が集まってくれるのは、寺としてもありがたい。『ハルニレの木』を通じたご縁でいろいろな人と出会ったり、催し物の場所として使ってもらったりすることも増えた。卓球の日は毎月設けているので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。

 近隣在住の40代女性は「総持院のイベントを含め、『ハルニレの木』の企画は申し込みのハードルが低く気軽に参加できるのがいい。地域の情報も得られるし、参加する人も温かいので気に入っている」と話す。東京都中野区から小学生の子どもと参加した40代女性は「娘が感覚過敏による不安が強くなり、フリースクールやこうしたイベントに参加している。集団で食事をすることもできなくなっていたが、総持院に初めて来た日、自然に皆さんと食事を楽しむことができた。親である自分自身が安心して楽しむことで、娘も安心して過ごせていると実感している」と話していた。

 同イベントは毎月開催。日程は前月末に決まり、「ハルニレの木」のインスタグラムで知らせる。

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